4~10日の「歯と口の健康週間」にちなんだイベントが4日、大阪市天王寺区の天王寺動物園で開かれ、カバのテツオ君がモデルの歯磨き教室があった。大きな口を開けたテツオ君は、歯をゴシ ゴシ磨かれると、気持ち良さそうな表情を浮かべていた。
歯科用切削研磨セット
体長3メートル以上という34歳のカバのテツオ君。教室では、飼育員が慣れた様子で牙や口周りをブラッシングし、歯ブラシを使って歯を磨いたり、伸びた牙をのこぎりで少しずつ削る様子を披 露した。
口腔内照明器
テツオ君の口の中の様子を見ることができるモニターも設置され、飼育員が公開解説。1メートル以上になるという大きな口が開くと、子どもたちが「オー」「大きい」などと歓声を上げ、うれ しそうに眺めていた。
イベントは大阪府歯科医師会などが主催。会場では、小児歯科専門医による歯磨きのポイントや無料の歯科相談などもあった。