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「酸の強さ」が酸蝕症にとっては重要なリスク因子であることを説明したが、加えて重要なこととして、「飲み方」の問題がある。根管長測定器
酸性度の強い飲みものの中で、ワインが特に酸蝕症のリスクが高いと考える理由は、実はワインの「飲み方」にある。ワインを好む方々の中には、長時間、しかもワインだけで飲み続ける方も多い。根管治療機器
これは、最も酸蝕症リスクの高い、悪い飲み方だ。唾液によって口の中が中性に保たれることは上述した通りで、つまりは、食事を摂ることによって多量の唾液が分泌されて、口の中は中和される。
しかし、ワインのような酸の強いお酒を、食事もせず繰り返し口に運ぶような飲み方をすれば、口の中は長い間酸性状態が続き、非常に歯が溶けやすい環境を作り上げることとなる。ましてや、酔った勢いで歯を磨かないどころか口もゆすがず寝てしまう、なんてことは言語道断、歯にとって最悪の状況である。
ただ、お酒の好きな方にとって救いとも言えるのが、お酒の中でも蒸留酒は概してpHが高い傾向にあり、酸蝕症リスクは低い。中でも焼酎はpHが8とお酒の中でも極めて高く、ウイスキーやブランデーも同様の理由でpHは高い傾向にある。
もし読者が時間をかけてゆっくりとお酒のみを味わいたい場合には、そうしたお酒を選択されることで「酸蝕症」のリスクを軽減できる。
http://teeths.blog.bbiq.jp/blog/2018/06/post-3b6c.html