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さらに深刻なのが、不正入試によって不合格扱いとなった受験生です。
こちらは少なくとも1人あたり数百万円(×8年分)はかかります。
過去の例で言えば、2017年に起きた大阪大学の採点ミス事件があります。一般入試の採点ミスで追加合格となった学生に対しては、「追加合格者にこれまで通った大学や予備校の授業料などの補償、慰謝料」(2018年3月7日付読売新聞夕刊)とあります。根管長測定器
この金額が数百万円程度と見ることができます。
同じ採点ミスだと、入学後の話として鹿児島大学歯学部事件があります。卒業試験の採点ミスから留年した元学生が鹿児島大学を提訴。根管治療機器
2015年3月4日朝日新聞西部本社版朝刊記事によると、
卒業試験の採点ミスで留年させられ歯科医になるのが遅れたとして、鹿児島大学歯学部の学生だった歯科医の男性=霧島市=が、鹿児島大を相手取って4159万円の損害賠償を求めた訴訟で、男性側は、大学に374万円の支払いを命じた2月18日の鹿児島地裁判決を不服として控訴した。3月2日付。
とあります。
その後、2016年に和解が成立。原告側の元学生、被告側の鹿児島大学とも和解内容は明らかにしていませんが、控訴後の損害賠償額が2200万円と当初の4159万円から減額しています。
それで和解ですから、鹿児島地裁判決の374万円と同額か、それ以上、と見るのが自然でしょう。
この鹿児島大学事件、他の元学生も提訴しており、こちらは2520万円の損害賠償に対して800万円で和解(2011年12月17日付熊本日日新聞朝刊「鹿児島大歯学部の卒業試験操作訴訟、800万円支払いで和解 鹿児島地裁 裁判」)。
しかも、採点ミスはまだしも、東京医科大学の不正入試事件は悪質さ、という点では前代未聞です。
そのため、1人あたり数百万円どころか500万円ないし1000万円以上となってもおかしくはありません。
仮に1人あたり500万円として、年10人×8年分で4億円。1人当たり1000万円なら8億円。人数が年20人であれば、16億円にもなります。
http://teeths.blog.bbiq.jp/blog/2018/08/post-3693.html